ラップランドのたび / Tromsø - Honningsvåg

<Tromsø - Honningsvåg>

朝、相変わらずの曇り空。道路が濡れているため、夜中に雨が降ったことが分かる。とりあえずホテルの朝食を取るべく、レストランへ向かう。今日は、18:30のフェリーに乗ってホニングスボーグへ行くということ以外は何も決まった予定がない。そこで、道中集めたガイドブックにてトロムソ市内をチェックし、どんな町で何が起こるかわからないので行きたい所の優先順位を付け、いざ出発することにした。

まず最初に向かったところは、トロムソ市内が一望できる山(崖?)の上。ロープウェイで行くことができた。風が強くとーっても寒かったが、トロムソの町並みを一望できた。写真のように、ニューヨークのマンハッタンとはちょっと・・・だいぶ違うが(笑)、町の中心はこの島であることがよくわかる。そして、山というか崖、いわゆるフィヨルド地帯であり万年雪であろうか積もっているのが分かる。風が強く曇っているため、天候がどんどん変わっていく。時折、雲の切れ間から太陽の陽が差し込めると町中がキラキラと輝くのだが、これがとても印象的だった。逆に、一瞬なのでとても心に残ったのかもしれない。頂上にはレストランがあり、しばらくそこで町並みを眺めていた。レストランにいた酔っ払いのおじさん、おそらく50代半ばから後半くらいの、に声をかけられた。ちょっと怖かったが、害を与えそうなおじさんではない気がしたので話しを聞くことにした。どうやら漁師さんらしい。1969年に外洋船で神戸港まで行ったことがあるという。思わず"私が生まれた年ですよ"と、ヘンなことで盛り上がってしまった。わたしもわたしで結構のんきかもしれない(笑)。ただ、最近はすっかりトロムソは観光地になってしまったらしく、昔のように漁師で生計を立てるのは難しいとボヤいていた。時代が変わったのか、地球が変わったのか、人々が変わったのか、昔を懐かしむのはどこの国の人でも場所でも同じようだ。
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次に、三角形の教会へ行くことにした。ここは、ステンドグラスが大きく、きれいということで有名らしい。だが、残念ながらしまっていたので中には入れなかった。夜はライトアップされとてもきれいということだが、これから船に乗るので見ることができない。
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そして、雨も激しくなってきたので市内をブラブラするのを止め、トロムソ(大学)博物館へ行くことにした。ここには、ノルウェーの天然ガスに関する資料やサーメ、に関する資料がたくさんあり、さらにオーロラ観測でも有名なところだ。ちょこっと仕事でも関わったことがある天然ガス。わたしは、楽しく時間をかけて見ることができたが、妻とカイジュウ君はまったく興味なし。そりゃそうだ(笑)。そして、サーメに関する資料館もまたわたしは興味津々。特に、サーメ人の議会もあり、それがカラスヨキという町にあるという。ここは、たびの途中寄る予定の町なのでそこに行くのが楽しみになった^^ 他には、氷河で削られた地層から取れる平べったい一枚石。とても不思議な形の石。タイルのようだった。そこには大きな恐竜の・・・模型(?)もあった。
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博物館を後にし、昼食を取りに町の中心部まで戻ることにした。雨が上がっていたのでちょっと街中を歩くことに。すると、セブンイレブンを発見。さらに、中華料理のテイクアウトができる。これは、船の中の夕食に良さそうだ。ということで、購入しいざ港へ。
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港には、大きな我々の乗るカーフェリーが停泊していて、たくさんの荷物を搬入するのに大忙しだった。妻とカイジュウ君は先にチェックインし、私は忙しそうに搬入している横でまだかまだかと車の乗船のGOサインを待っていた。我々が予約したキャビン(船室)は3ベットタイプで外が見える窓付き。シャワーも付いていてなかなかgood。早速、船の中を探検した。レストラン、24hオープンのカフェ、子供の遊べる部屋、図書室、ラウンジ、ジム、サウナ、ジャグジー、ショップなどなど。このフェリーは、HURTIGRUTEN といい、南はノルウェーのベルゲンから、北はロシア国境の町キルケネス(ノルウェー)まで往復している大型旅客船。我々は、トロムソで乗船し、ホニングスバーグまでの約17時間だけ利用した。デッキへ出ると、トロムソの町がだんだん小さくなっていくところだった。そして、周りの景色に息をのんだ。船から見るフィヨルド・・・すばらしい。
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途中、いくつかの港に寄りながら、船はハンマースフェストという町にも寄港した。朝5時過ぎ、45分間という短い寄港時間ではあったが、私はカメラを片手に町に降り立った。妻とカイジュウ君はもちろん楽しい夢をみている最中だったので一人で行った。この小さな町には、カラフルな家がたくさん並んでいた。そして、天然ガスのonshoreプラントがあり煙突からは火が絶えなく燃えていた。船に戻りしばらくラウンジで外の景色を眺めていた。
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そして、お腹も空いてきたので妻とカイジュウ君をたたき起こし、レストランで朝食を取った。予定どおり船はホニングスボーグの港へ着いた。車を降ろし、今夜の宿へ向かった。
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船のたび。実は、私と妻が今最も興味のある旅の方法なのです。10年後、つまり結婚20周年記念に大型客船に乗り世界を旅してみたい。そんな思いが、このたった17時間の旅でさらに盛り上がってしまいました。この"したい"という思いがある限り、それはもう夢ではなく"目標"となったことは間違いありません。夢を手に入れたいという思いから行動したとき、それはもう夢ではなく目標になっていると思います。これは私の信念ですけどね^^
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次回は、Honningsvåg - Norrdkapp (car) の様子です。
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by mashiz_t | 2007-10-12 03:42 |


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