ラップランドのたび / Helsinki - Kirpisjärvi

8月17日~29日までラップランド(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー北部・北極圏内)のたびに行った。旅行ルートは次のとおり。

Helsinki - Kolari (train)
Kolari - Kirpisjärvi - Tromsø (car)
Tromsø - Honningsvåg (ferry)
Honningsvåg - Norrdkapp (car)
Norrdkapp - Kalasjok - Inari - Saariselka - Tankavaara - Luosto - Rovaniemi(car)
Rovaniemi - Helsinki (train)

走行距離:1,650km
電車移動距離:約1,850km
フェリー移動距離:約600km
合計:約4,100km

<Helsinki - Kirpisjärvi>
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8月17日午後3時。会社の連絡用ホワイトボードに"夏休み → 戻り9月3日"と書き、笑顔で会社を出る。今日は、ヘルシンキから電車に車を積んで北極圏の町・コラリまで行く予定。19:40~20:30の間に車を電車に積まなければならない。いつもの旅行とは違い、今回は荷物の準備が完了しているため時間に余裕がある。 ・・・余裕がある分、余計なことを考えてかえって落ち着かない。普段と違うことをするものではない(笑)。

19:00。"こんなにたくさん乗らないよ~"と心配そうな妻を横目に、すべての荷物を車に難なく詰め込む、しかもまだ若干余裕があるくらいだ。昨年のカレリアのたびの経験がバッチリいきている^^ ヘルシンキ駅にて車を電車に積み込み、我々3人は寝台車へ向かった。3年前、ロバニエミへ行ったときも同じタイプの寝台車に家族で乗ったのを思い出した。カイジュウ君はまだ2歳だったなぁ~・・・。今回は、ロバニエミではなく、コラリというフィンランド最北西にある駅まで行き、そこから車でまずはキルピスヤルビへ向かう。
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18日午前10:45。予定どおりコラリ駅到着。まず車をピックアップに行く。車に乗り込み、いざキルピスヤルビを目指し約250kmの車の旅が始まった。ローカルロードを走り始めたそのとき、前方の路上に人影が・・・、ではなくトナカイだった。"おおー、トナカイトナカイ。ビデオビデオ、カメラカメラ・・・"と、我々家族は大興奮(笑)。同僚に、どこでも見れるよと言われてはいたがまさかいきなりお目にかかれるとは思わなかった。
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キルピスヤルビまでの間、残念ながら雨が降ったり止んだりの天気。それでも途中、湿原地帯のハイキングコースを歩いたり、国境を越えスウェーデンへ立ち寄ったりとのんびり休憩をしながら進んだ。カイジュウ君が飽きないようにと持ってきた2枚のムーミンのCDは、果てしなくリピートされキルピスヤルビに着くころには私もすっかいr口ずさんでいた(笑)。
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キルピスヤルビでは、サーナトゥントリ(Saanatuntuli)の麓でキルピス湖の目の前にあるKirpisjarven Retkeliykeskusに2泊した。季節外れの観光客、しかもアジア人、さらにフィンランド語を話すということでか(?)、宿では注目の的(笑)。この日はとりあえず夕食を取り、サウナに入り就寝。

19日。フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの3ヶ国の国境点へ行くことにした。まず目の前に広がるキルピスヤルビ(ヤルビは湖のこと)の対岸までボートで行き、そこから約3km先にある国境点までハイキング。この日も曇り空、途中ポツポツ着たかと思えば日が射という変化の多い天気だった。さらに上陸時間は2時間。たかが往復6kmと言えどもカイジュウ君にはかなりきついはず。予想通りギリギリだった(汗)。あと1時間長ければ、ずいぶん楽しめると思う。
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そして午後は、サーナトゥントゥリを登った。午前とは違い天気が良い。気温も15℃。フィンランドには高い山がないが、このサーナは1029mとフィンランドでも標高が高い。しかし、山ではない。その外見は、何と言うか氷河に削られてできた崖とでも言うべきだろうか。宿からまっすぐのびない白樺林を歩く。30分程度で木でできた階段が現れる。ここからはこの階段を登る。と、その地点からは木が生えていない。しばらく登るとベンチがあったので休憩。まだ階段の半分も着ていなかったが、その眺めに声を失った。・・・すばらしい。北には山々が見え、万年雪が積もっている。目の前にはキルピスヤルビ。さらに今登った階段の麓からは樹海が広がっている。周りを見渡すとある一定の標高から木が生えていないのに気付く。太陽光がまぶしい。何とも言えない不思議な風景。階段の終点が頂上かと思いきや、まだまだ道は続いていた。石や岩ばかりなので道という道はなく、これもまた不思議な風景だった。ある程度の標高まで歩いたが風景も変わらず、怪しい雲が遠くに見え始めたので下山することにした。
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今夜は、自炊することにした。コタがあったのでもちろんマッカラ(ソーセージ)も焼いて食べた。そして、サウナに入り就寝。たくさん歩いたカイジュウ君、グッスリです^^

明日は、キルピスヤルビを出発し、ノルウェーのトロムソという港町を目指します。
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by mashiz_t | 2007-09-17 03:11 |


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