イタリア ペーザロの旅

6月30日~7月7日までイタリアのペーザロ(Pesaro in Italy)へ行った。



アドリア海に面した町・ペーザロ。イタリア国内でもビーチリゾートとして人気があるとか。古代にはピサウルムと呼ばれていたらしい。偉大なオペラ作曲家ジョアッキーノ ・R(1792-1868)の故郷としても知られているらしく、そのフェスティバルも開催される町。


ビーチ

ブルーフラッグのあるペーザロビーチ。その概観はまさにリゾート地らしく、多くのパラソルにビーチマベッドが砂浜にびっちり並んでいた。色とりどりのパラソルとビーチベッド、アドリア海、そしてまぶしい太陽によって、"今イタリアにいるんだな" という気分にさせられる。日中30℃を越える暑さだったが湿度が思ったより低いせいか日陰に入ると気持ちがいい。目の前のビーチには、防波堤の岩が積まれていて波も静かだし、水深も深いところで腰辺りまでとチビッコ連れにはもってこいのビーチだった。波のあるいわゆる砂浜で遊ぶのが初めての息子は、"波" という日本語を知らなかった。これはショックだったが、事実。帰国後の心配がチラッと頭をよぎった。そんな心配もお構いなしに彼は波と戯れ、また、隣のパラソルを借りていたウルビーノから遊びに来ていたイタリア人家族の子供とすっかり友達になり無邪気に遊んでいた。わたしと妻は、イタリア語辞書を片手に身振り手振りで四苦八苦しながらなんとかコミュニケーションを取り、・・・またそれが、楽しかったが^^・・・ 共通語なしにコミュニケーションできる息子の "技" を少しでも得たいものだと思いつつ、アドリア海の日差しを楽しんだ。日中常に30℃を越える良い天気に恵まれたが、半日だけ雨が降った。日本の夏では普通の "夕立" だったが、やはり彼にとっては初体験。幸か不幸か "稲妻" までお目見えして、もう大変。逆にこれはグットタイミングとばかりに "悪い子はカミナリさんにおへそを取られちゃうんだぞ~" という話しをした。今でも "カミナリさん効果" は効き目がある(笑)。

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ダウンタウン

昨年のクレタ島同様、毎日プールやビーチでゴロゴロでも良かったのだが、せっかく歩ける距離にダウンタウンがあるので息子をジェラートをエサに観光した。ダウンタウンは、マーケットスクエアを中心に小道が入り組んで形成されていた。メインストリートはすっかりきれいに改装されていたが、ちょっと脇の小道を入ると、今だ壊れそうなブロックでできた建物が多く残っていた。リゾート地、はたまた観光地というせいか、人々はみなきれいな格好で、また "イタリア" という先入観からかカフェひとつとってもおしゃれに見える。この迷路のような石畳の小道を適当にブラブラ散策していると、ポカッと壁に囲まれた空間 = マーケットにでたり、教会だと思って入ったら郵便局だったり、ミュージアムかなにかかと思い門まで行くと、個人の家だったりと楽しい発見がたくさんあった。もちろん、地元のスーパーマーケットも我々にとっては楽しい観光地(笑)。ダウンタウンの外れに大きな公園があり、息子はまたすぐイタリアーノと友達になり一緒に遊び、我々はしばしの休憩。日本人が少ないのか(?)、我々が相当変わって見えたのか(?)、町や海でよく話しかけられた。フィンランドに住んでいる日本人だというと "何でペーザロを選んだんだ" と同じ質問をほとんどの人から受けた。

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食事

楽しみのひとつがイタリアンフード。夕食は19:30にならないとレストランがオープンしないので、むすこのお腹の調整がちょっと難しかった。が、食事は裏切らなかった。"うまい" "安い" !! さらにハウスワインも "うまい" "安い" !! "この料理は子供が食べる" と言うと、"じゃ、半分にするかい?" とか、"こんな感じの食べものが食べたい" などといい加減に言うと、"じゃ、これがいいんじゃないか"、 "牛乳ある?" と聞くと "もちろん" といいながら 牛乳をどこかへ買いに走るウェイターの姿 などなど ウェイターとのやり取りも楽しかった。シーフードとワインが好きな我々夫婦には最高の場所だ!

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サッカーワールドカップ

滞在中、イタリア戦が2試合あった。6月30日23:00、ペーザロに到着すると町はイタリア国旗であふれていた。そう、対ウクライナ戦に3-0で勝利した日だった。そして、7月4日対ドイツ戦。ここペーザロは、ヨーロッパ各地からの観光客も多く、当然ドイツ人も多く来ていた。ホテルのロビーにテレビが置かれ、その前の椅子には、左半分イタリア人、右半分ドイツ人という(自然にそうなったのか?)シチュエーションとなっていた。なんだかやばそーな雰囲気の中、0-0で迎えた後半、ついにドイツ人席からその"やばい"が始まってしまった・・・。イタリアがミスした時、ドイツ人席から一斉に拍手が... これを皮切りに両観戦席 バチバチ。延長後半2点を取ったイタリアが勝利。とりあえず、イタリアが勝ってよかった・・・(ホッ)。その後、外ではイタリア国旗が揺れ、クラクションが朝まで鳴り止むことがなかった。 

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妻の行きたかったローマ、息子の行きたかった海、そしてわたしの行きたかったサンマリノ。ローマは叶わなかったが、"イタリア" を満喫できたことは間違いなさそうだ。またいつか、あのウルビーノのイタリア人家族と再会できれば最高だなぁ。


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by mashiz_t | 2006-07-18 02:16 |


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